玄米酵素

実は身近にたくさんある、毎日の食生活を支えるスーパーフード
2026年2月13日

実は身近にたくさんある、毎日の食生活を支えるスーパーフード


「スーパーフード」という言葉を耳にされることもあると思いますが、具体的にどんな食品があるかご存じでしょうか。

実は、私たちが毎日食べる食品の中にも、スーパーフードとされているものがたくさんあります。

今回は身近なスーパーフードをご紹介いたします。



日本はスーパーフードの宝庫?!



スーパーフードとは、決められた特定の食材を指すわけではなく、一般の食品より必須栄養素や健康に役立つ成分を多く含む、おもに植物性由来の食品のことをいいます。

一般的に広まったのは2000年代のこと。
デイヴィッド・ウォルフ氏が著した『スーパーフード』(2009年)という本で取り上げられたのがきっかけです。

中にはアマランサス、ヘンプなど、聞き慣れない食品も多くありますが、玄米や納豆など日本に昔からある食品もスーパーフードと言われています。



世界が注目する、日本のスーパーフード

長年日本人の健康を支えてきた伝統的な食品は、ジャパニーズスーパーフードとして改めて世界でも注目され始めています。

  • 玄米
    ビタミン、ミネラル、食物繊維をはじめ、フェルラ酸、γオリザノール、フィチン酸などの機能性成分を含む。
  • 味噌
    たんぱく質や酵素、必須アミノ酸を含む。
  • 納豆
    ナットウキナーゼ、大豆イソフラボン、アルギニンなどを含む。
  • 梅干
    クエン酸が豊富に含まれ、疲労回復や食欲増進に効果が期待できる。
  • 昆布
    ミネラルや水溶性食物繊維を豊富に含む。ねばり成分のフコイダンには、ビタミンEと同程度の抗酸化作用があるとされる。
  • 抹茶
    カルシウムや鉄などのミネラル、ビタミンB1、B6、Cを豊富に含む。
  • 菊芋
    ごぼうの仲間。イヌリンが豊富。食物繊維やビタミン、ミネラルも多い。




身近になってきた世界のスーパーフード



アサイー
  • アマゾンの熱帯雨林で育つ植物で、直径1cm程の小さな実をつける。
  • ポリフェノールを豊富に含み、アスリートにも人気がある。

カカオ(カカオマス)
  • カカオの種子を発酵・乾燥させたもの。
  • 自律神経に刺激を与えるテオブロミンを含む。
  • 食物繊維、脂質、鉄、カリウム、カルシウム、マグネシウムなども多い。

カムカム
  • 南米原産、さくらんぼ程の大きさの酸味のある果実。
  • ビタミンCを豊富に含む。

キヌア
  • 南米アンデス地方を原産とする穀物。
  • たんぱく質やミネラル・ビタミン、食物繊維をバランスよく含む。
  • グルテンを含まないため、グルテンフリー食品として主食の変わりに使われることもある。

クコの実(ゴジベリー)
  • クコは、実も葉も根も生薬として使われる薬木。
  • カロテノイド、ゼアキサンチンを含み「食べる目薬」とも呼ばれる。
  • 必須アミノ酸を含み、ビタミンも豊富。

ココナッツ
  • 果肉から採れるココナッツオイルは、速やかにエネルギーに変わる中鎖脂肪酸を豊富に含む。
  • 暑さによる熱を冷まして血液の循環を調整する。

スピルリナ
  • 塩湖や沼に生息する藻類で、動物と植物両方の特徴を持つ。
  • 多くの必須アミノ酸を含み、βカロテンも豊富。
  • 細胞壁が薄いため、消化吸収率が高い(95%)。
  • 未来食や宇宙食としても研究されている。

チアシード
  • 「チア」という植物の種子。
  • オメガ3脂肪酸を豊富に含む。
  • 水分を吸ってジェル状になる性質がある。

ブロッコリースプラウト
  • ブロッコリーの新芽でスーパースプラウトとも呼ばれる。
  • スルフォラファンを豊富に含み強い抗酸化作用を持つ。
  • βカロテン、ビタミンC、葉酸、食物繊維などの含有量も多い。
  • 生で食べられるので、ビタミンB・Cを損失なく取れる。

ヘンプ(麻の実)
  • ヘンプシードオイルには、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸がバランスよく含まれる。

マカ
  • かぶに似た根茎の植物。
  • グルコシノレート、アルギニン、亜鉛などを含み、古くから滋養強壮の食材として使われてきた。


※健康効果や安全性が研究中のものもあるため、持病がある方や妊娠・授乳中の場合は、医師に相談してから摂取しましょう。




スーパーフードの中から「カカオ」を深掘り



チョコレートの主原料であるカカオについて、深掘りしてみました。


🟤カカオマスポリフェノールの作用
  • 抗酸化作用
  • 悪玉コレステロール抑制
  • 動脈硬化予防
  • ピロリ菌や病原体大腸菌の増殖を抑える
  • 虫歯予防(虫歯の原因となるミュータンス菌を抑制)
  • アレルギー症状の緩和
  • ストレス解消(自律神経に刺激を与えるテオブロミンという成分を含む)


🟤カカオマスポリフェノールを効率よく取ろう
カカオマスポリフェノールは、赤ワインに含まれるポリフェノール以上の強い抗酸化作用を持つといわれています。

ココアの場合
純ココア(無糖ココア)を選びましょう。加糖ココアは砂糖が多く含まれます。

🍫チョコレートの場合
カカオ○%と表示されている高カカオタイプやビター(ダーク)を選びましょう。


🟤ホワイトチョコレートにはカカオマスポリフェノールは含まれる?
ホワイトチョコレートはココアバターが使われます。
カカオマスを使用していないため、カカオマスポリフェノールはほぼ取れません。


🟤「カカオニブ」にも注目!
カカオニブは、すりつぶしてカカオマスにする前の、カカオを砕いて炒った状態のもの。
サラダやシリアルなどのトッピングに使われ、歯ごたえや風味が楽しめます。


※ チョコレートやココアは嗜好品です。栄養バランスの観点から食べ過ぎには注意しましょう。
※ 糖尿病の方など、特定の栄養素の制限がある方は医師の指示に従いましょう。



***


ブロッコリースプラウトやキヌア、チアシードなどは、最近スーパーでも見かけるようになりました。

日本のスーパーフードとともに、無理のない形で日々の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。







【参考文献】
正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学』(高橋書店)
改定新版 栄養成分の事典』(新星出版社)
動画「おいしいだけじゃないよ!チョコレート・ココア」(農林水産省)
新版 毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)





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