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リラックス効果抜群の「腸もみ」にチャレンジ!【応用編】
2018年11月21日

リラックス効果抜群の「腸もみ」にチャレンジ!【応用編】

「腸もみ」は、女性誌などでも注目の養腸家/腸セラピストの真野わかさんが提唱する健康法。

腸をもむことで、血行が促進され、本来の働き(消化・吸収・排泄)はもちろん、様々な健康効果が期待できるといいます。

腸もみをする際の「基本姿勢」および「基本の小腸もみ」「基本の大腸もみ」は、話題の健康法★代謝アップも期待できる「腸もみ」にチャレンジ!【基本編】をご参照ください。

今回は一歩踏み込んで、応用編にチャレンジです。


-目次-
1. 腸もみのリラックス効果で過食もストップ
2. お腹スッキリは、大腸もみと善玉菌の多い食品で
3. 【小腸もみ応用編】小腸を柔らかくする どんぶらこ
4. 【大腸もみ応用編】ガスを流す 手のひらリレー
5. 【アレンジもみ】くつろぎながら 便秘もみだし




1. 腸もみのリラックス効果で過食もストップ



腸もみのいちばんの目的は「腸をリラックスさせること」と真野さんはいいます。腸の長さは、小腸・大腸合わせて8m前後。表面積も広く、多くの血液を必要とするため、疲労やストレスが溜まると、血行が悪くなり働きも鈍ってくるのだそうです。

そんな腸を心地よい感じでもんであげれば、腸もリラックスできて血行が促進され、体も温まり、様々な健康効果につながるのだとか。

特に期待したいのは「スッキリとした体づくり」。小腸もみは、代謝をアップさせ、太りにくく、やせやすい体にしてくれる効果も。実際、真野さんのサロンで腸セラピーを受け、自宅などで腸もみを日々実践している方は「気持ちが満たされるのか、衝動的に食べることが減りました」と。腸もみのリラックス効果は、心にもいい影響を与えてくれるようです。




2. お腹スッキリは、大腸もみと善玉菌の多い食品で



一方、大腸もみで期待できるのは、やはり便通の改善です。便秘や下痢が正常な状態に近づく。便の質・量・形・色ともにいい状態になってくる。お腹の余分なガスが抜けてラクになる。お腹周りのむくみが軽減する。腸内細菌のバランスが整う、など。

便秘の原因は様々ですが、腸の動きが弱かったり、生活習慣や水分の取り方、何より食事の量と質が影響します。真野さんも、腸もみに加え、溜めない食生活を提唱。
ポイントは、食べ過ぎをせず、よく噛むこと。そして、善玉菌・食物繊維・水・ミネラルをしっかり取ること。これらが多く含まれる食品は、玄米、発酵食品、野菜、豆類、きのこ類、海藻類、ごま、ナッツ類です。

腸もみと腸が喜ぶ食事で、どうぞ健康な毎日を!



3. 【小腸もみ応用編】小腸を柔らかくする どんぶらこ


気持ちを落ち着けたいときにおすすめ。小腸もみは、体も温まり、代謝もアップ!肌荒れや肩凝りの改善にも。
手のひらのつけ根でゆっくりと、寄せては返す波のイメージで。



❶ お腹の上で両手のひらを重ねます。



❷ 右手のつけ根を意識して、お腹を右側からグ〜〜ッとゆっくり、心地よい強さで押す。



❸ 左からも同様に押す。このとき手のひらや指はお腹の上に吸いつく感じで。



右から左、左から右へ(逆でもOK)、グ〜〜ッと。自然な呼吸で20〜30回が目安です。




4. 【大腸もみ応用編】ガスを流す 手のひらリレー


お腹の余分なガスを流してくれるのが、これ。お腹周りのむくみの軽減やスッキリとしたボディラインづくりに!



❶ お腹の上で両手を重ね合わせ、深呼吸しながら手のひらを使って大きく1周時計回りにさする。



❷ 右手の指先を下向きにして、右の骨盤の内側に置く。まず指先にじわりと力を入れ、その力を指先から手のつけ根に向けてゆっくりと移動させる。右手のつけ根が右の肋骨のあたりに収まるように。



❸ つけ根に力が集中したら、そこを起点に指先の向きを90度変え、つけ根から指先に向って力を移動させる。右手のひらはピタッとお腹の上に。



❹ 右手の上に左手の指先を重ね、左手指先から手のつけ根に力を移動させる。左手のつけ根は左の肋骨のあたりに収まるように。



❺ 左手の指先を下向きに変えながら、左の骨盤の内側に向けて力を移動させる。



❻ 左骨盤の内側に左手指先の力が集まったら、右手の指先を重ね合わせ、小さな円を描きながら押しもむ。




5. 【アレンジもみ】くつろぎながら 便秘もみだし


いわゆる便秘でつらいときにおすすめ。



右側を下にして横になり、左足は曲げてひざを床につけます。右足は伸ばしても曲げてもOK。左手で左骨盤の内側をつかむようにして、呼吸を止めずに丁寧にもみます。便秘がちな方だけでなく、ゴロンと横になるときの習慣に。






ぜひ実践・継続いただき、腸もみの良さを実感してください!


※妊娠中、産前産後、妊娠の可能性のある方は控えてください。胃腸等にご病気をお持ちの方は主治医にご相談ください。



●参考図書

『日本一の腸もみプロが教える、腸もみで腸そうじ』大和書房 真野わか著



監修:真野(まの)わかさん
養腸家・腸セラピスト。日本養腸セラピー協会会長、(社)養腸Brew理事。施術やスクール講師の他、自分でできる腸もみの普及に努めている。

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