玄米酵素

25秒 〜弊社代表・鹿内のメッセージ〜
2019年3月25日

弊社代表・鹿内のメッセージをご紹介します。皆さまの「心の栄養」になれば幸いです。

25秒



全豪オープンテニスで見事に初優勝を飾った大坂なおみさん。昨年の全米オープンを制しての連続勝利に日本中が沸き上がりました。

これまでの大坂選手は、思い通りのプレイができなくなると、悔しさのあまりに叫んだり、ラケットを投げる場面が頻繁でした。アメリカで勝ったといえども、その後の10月北京大会で敗れた時は試合中に泣き出したりもしました。

彼女は11月に父の祖国ハイチを訪れ、水をくむために何キロも歩く貧しい人々を見ます。
「自分は恵まれている、物事が思い通りにならなくても受け入れる」と謙虚な気持ちになれたと言います。そして、一流の選手が持っている「平常心」を身に付けること、心穏やかな時こそ素晴らしいプレイができることを真剣に学ばねばならない、と。

ルールで、プレイヤーは25秒以内にサービスを打たなければ、ペナルティーが課せられるそうです。全豪勝利の要因を、元テニスプレーヤーの沢松奈生子さんは、この25秒に見いだしたと言います。たった25秒といえども、何のためにどのように使うか。思い通りにいかない怒りと悔しさで、叫ぶか、泣くか、ラケットを投げるか、勝利のための準備に使うか。瞬間瞬間の選択が天と地の結果を生むのです。

皆さんも目にされたでしょう。大坂選手がラケットを投げつける一瞬で思いとどまり、そっとコートに置く姿、くるりと後ろを向いて気持ちを立て直そうとする姿を。

スポーツの世界はたくさんの素晴らしいことを教えてくれます。一瞬のプレイが勝敗を左右して、どきどきワクワクもさせてくれます。その結果に至るまでの汗と涙を見え隠れさせながら。

35年前に出会った詩をご紹介します。作者は絵本作家の小泉吉宏さんです。


『一秒の言葉』

「はじめまして」
この一秒ほどの短い言葉に、
一生のときめきを感じることがある

「ありがとう」
この一秒ほどの短い言葉に、
人の優しさを知ることがある

「がんばって」
この一秒ほどの短い言葉で、
勇気がよみがえってくることがある

「おめでとう」
この一秒ほどの短い言葉で、
幸せあふれることがある

「ごめんなさい」
この一秒ほどの短い言葉に、
人の弱さをみることがある

「さようなら」
この一秒ほどの言葉が、
一生の別れになるときがある

一秒に喜び、一秒に泣く

一生懸命、一秒




株式会社玄米酵素 代表取締役社長 鹿内正孝

弊社情報誌『はい!元氣らいふ2019年3・4月号』より

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