しっかり寝ているはずなのに、朝起きてもスッキリしない、前より疲れが残りやすくなった気がする…😌
それは、体が「胃腸を少し休ませてほしい」と出しているサインかもしれません。
食べ続けていると、体は休めない
朝・昼・晩と3食しっかり食べて、さらにオヤツも食べ過ぎてしまう…という方も少なくないのではないでしょうか。
そうすると、
胃腸は一日中働きっぱなしになってしまい、
- 胃腸の大掃除
- 粘膜の修復、消化器官の疲労回復
- ホルモンの調整(グレリンなど)
- 血糖値の安定化
など、
体が重要なメンテナンス作業をする時間が、ほとんどない状態になってしまいます。
私たちの内臓は、食べたものを消化・吸収・処理するために、想像以上にエネルギーを使っています。
また、食べ過ぎは胃腸に負担がかかり、腸内環境の悪化につながります。
疲れやすさや、なんとなく続く不調は、こうした内臓疲労の積み重ねから起こることも少なくありません。
寝ても疲れが取れない時は、「胃腸はちゃんと休めているかな?」と、少し意識してみましょう。
回復力を呼び戻す「16時間断食」
胃腸を休ませるために取り入れたいのがファスティング。
「お腹が空くのがつらそう」と感じる方も多いと思いますが、特別なことをする必要はありません。
おすすめなのは
「16時間断食」。
夕食から翌日の食事まで、16時間ほど“食べない時間”をつくる方法です。
食事内容にも制限はなく、栄養バランスのよい食事を1日のエネルギー必要量の範囲でとります。
絶食時間中は水やお茶などカロリーのない水分の摂取は問題ありません。
空腹が我慢できない場合は、血糖値を上げない食品で少量の間食をとりましょう。
この時間の多くは睡眠中なので、生活リズムを大きく変えなくても取り入れやすいのが特徴です。
最初から16時間を目指さず、少しずつ時間を延ばしたり、体調に合わせて調整したりしながら、ご自身のペースで取り入れてみましょう。
免疫力アップやアンチエイジングにも
食べ物の消化吸収が一時的にストップすると、体内に滞っていた便や老廃物を排出する働きが活発になり、腸内がすっきり整いやすくなります。
腸内環境が改善されることで、免疫力の向上や自律神経を整える効果も期待できます。
さらにファスティングは、私たちの体にもともと備わっている
「オートファジー」という、
細胞内のたんぱく質を分解して新しくつくり替える仕組みにも関わっています。
老廃物や有害物質を含んだ古い細胞が生まれ変わることで、アンチエイジングや、感染症・生活習慣病の予防につながると考えられています。
こうした細胞の生まれ変わりの仕組みうまく働かなくなると、疲れやすさや体調不良を感じやすくなることもあります。
オートファジーは、栄養が十分にある状態でも基礎レベルで働いていますが、
細胞の飢餓状態が16時間以上続くと、より活発になることが知られています。
***
ファスティングは、頑張りすぎた体をリセットするためのセルフケア🍀
制限することよりも、「体を信じて、休ませてあげる」ことが目的です。
年齢とともに感じる変化や、なんとなく続く不調に対して、無理なく、根本から整えていくための選択肢。
「あと一歩、何か変えたい」そう感じた時は、ぜひチャレンジしてみてください。
👉
玄米酵素を取り入れながら行う「プチ断食」も、空腹が不安な方には取り入れやすい方法です。
【参考文献】
『いちばんわかりやすい栄養学の基本講座』(成美堂出版)
【関連記事】

胃腸を休めると、何が起こる?「からだを整える、新しい習慣」プチファスティングのすすめ

日常生活で取り入れやすい『間欠的ファスティング』とは?

もう断食はツラくない!?空腹を感じにくいプチ断食(ファスティング)

科学的に証明!少食がよい理由

少食にするだけではダメ!気をつけたい食事のポイント